福井市遺族連合会 次世代の会

慰霊碑塔(慈母観音)

概要

  • 慰霊碑塔(慈母観音)
  • 慰霊碑塔(慈母観音)

この慰霊碑塔は、昭和20年7月19日夜半の福井空襲による、1,583名の戦災殉難者、同23年6月28日夕方、福井地方の大震災による1,627名の震災死者の諸精霊を慰めるため、多くの市民の浄財により昭和36年11月に建立された。

塔内に安置されている慈母観音像は、それよりさき昭和22年6月福井県宗教文化協会が発願造像したもので、縁あってこの慰霊碑塔内におさめられている。

毎年6月28日には福井市による追悼式や、慈母観音奉賛会が主催する慰霊法要が営まれている。また、この慈母観音像を母親観音像として、市内40余ヶ所の戦災・震災に関係する地に、西国観音霊場に準じた観音像を祀り慈母観音の御分身として分祀し、戦災・震災犠牲者の諸精霊の供養と福井市の復興と世界の平和を祈念して慈母観音札所会が結成され、毎年四万八千観音功徳日に大祭を厳修し、当日この観音像を起点として各札所霊場を巡拝するならわしになっている。

所在地

福井県福井市小山谷町足羽山西墓地

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